【ロードバイク】ブルベのお尻の痛み対策
200km以上を走ることになるブルベ。
ブルベに参加するたびに、手や首やケツや足が痛くなる・・・。
時には土砂降りの中、時には暗い冬の夜道を走りながら『何でこんなことしてるんだろう?』と思うこともあると思います。
そんなブルベですが、何回も参加していく中でいろいろ試してみて痛み対策ができてきました。
あちこち痛くなるブルベですが、ここでは、特にお尻の痛みについての対策について紹介していきたいと思います。
長距離を走るたびにケツが痛くなるあなたの参考になれば幸いです。
ブルベでのケツの痛みの種類
ロードバイクでのロングライドやブルベでお尻が痛くなる場合の場所は、臀部の坐骨のあたりか、肛門から陰嚢にかけての会陰部です。
痛みの種類は、圧迫・打撲系の痛みか、擦り傷・切り傷系の痛みになります。
2018年6月16日に行われた『600km茂木時計回り』に出走したのですが、ケツの皮がむけてしまって400km走ってリタイアしてしまいました。
その前の4月に300kmを走った時もケツの穴周辺が痛くなったので、これは、きっとケツの穴周辺の毛のせいだろうと思い、除毛クリームで除毛して参戦してみました。
が、結果惨敗・・・。
ブルベ歴が長い先輩方に相談してみたところ、クリームを塗ると痛くないよと教えてくれました。
ということで、それぞれの対策としては
圧迫・打撲系の痛み → サドルの交換
擦り傷・切り傷系の痛み → クリームの購入
がベストではないかと考えられます。
おすすめのサドルやクリームについては、下の方で紹介していきたいと思います。
ブルベでは、手や足に負担をかけてお尻の痛みを軽減する
まずは、お金をかけずにケツの痛みを軽減する方法です。
ロードバイクに乗っているときに体重がかかるポイントはハンドルとサドルとペダルの3つです。
サドルへの荷重が減れば、お尻の痛みは軽減できますよね?
ですので、前乗りで体重を手で支えるようにすればお尻の負担は減ります。
ただし、手が痛くなります・・・。
次は、出力を上げてペダルに体重をかける方法です。
ギアを重くして強くペダルを踏めば、お尻の負担は減ります。
ただし、足が疲れます・・・。
3点のうちのどれか1つに力を集中してしまうと、すぐにダメになってしまいますので、3つのポイントにかける力のバランスが重要です。
どのポジションが自分にとって一番長く乗れるのかを日ごろからいろいろと試してみてください。
他にも以下の点に気を付けるだけでお尻を温存することができます。
・路面の凹凸やグレーチング・マンホール等の上を通過するときはお尻を浮かせる。
・信号待ちの時は、必ずサドルから降りる。
・定期的にダンシングをする。
ロングライドやブルベでのお尻の圧迫・打撲系の痛みに最適な革サドル
皮サドルは、最初は硬いですが、長く使っているうちに自分のケツの形にフィットしてきます。
と、よく言われますよね?
『え?ブルベに参加するの来週なんだけど?』
ブルックスの皮サドルを長時間使いこむ時間なんてないよ!という方におすすめしたいのは、
『Selle Anatomica セラ・アナトミカ タイタニコ』です。
私も300km以上のブルベに参加するときは必ずこれを使用しています。
普通のサドルに比べるとかなり重たくなりますが、このサドルに変えてからは、打撲的な痛みは全くなくなりました。
このサドルの良いところは、ハンモックのような構造になっているので、新品の時から皮が柔らかく、お尻の形にジャストフィットするところです。
さらに、防水加工がされているので雨の日のブルベでも心配ありません。
ロングライドやブルベでのお尻の擦り傷・切り傷系の痛みに最適なクリーム
最もおすすめなのは、このシャモアクリーム。
毎日、何百キロも走るチームSkyが使用しているクリームです。
このシャモアクリームは、四肢の切断手術の分野における専門家に協力してもらい特別に開発したものだそうですよ~。
プロ選手が使用しているだけあって、ドーピング検査にもひっかからない成分になっています。
ぜひ、試してみてください^^